スカルプチャー（1996年生、母ツキノメガミ）

Sculpture

1996.04.26

スカルプチャー（1996年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したツキノメガミが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったティエッチダンサーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、マリッジギフトにクビ差交わされて2着となった。

7月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のグリーンセレージャに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4歳（2000年）

2月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本広喜騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた8戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

5月28日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（7戦1勝）。17頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

7月9日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。