リゼグランド（2014年生、母マリエッタ）

リゼグランド（2014年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋偉大な」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時5歳）と交配したマリエッタが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の2歳。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

6月12日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアサをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月16日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた5戦目は、2歳C1（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた8戦目は、2歳C1二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアムネシアを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目をゲットした。

4月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シンキーノに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の盛岡城跡公園賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の元祖しずくいし軽トラ市賞（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の花菜好き胡蝶蘭賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（12戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。