ダブルスナッチ（2018年生、母スナッチマインド）

ダブルスナッチ（2018年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「二つの+母名の一部。母名、母母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したスナッチマインドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月23日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。17頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月25日、中8週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアルバリーニョに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

2月13日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのしゃくなげ賞（新潟芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月7日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露し、4着に入った。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5歳（2023年）

1月21日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月9日、中8週で迎えた11戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したナバロンを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったテーオースパローに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

5月7日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は432kg。17頭立ての14番ゲートからスタート。競走除外となった。

7月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

10月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

6歳（2024年）

1月27日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、R.R.キングスコート騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

2024年2月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。