イガノコマンド（1993年生、母コバンザメ）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

9月9日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3歳（1996年）

7月7日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったケイアイセンカにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

8月31日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤマトジョーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったウィステリアガイにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

4歳（1997年）

4月19日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月14日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

9月7日、中5週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したレオトップガンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（4戦0勝）。17頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の尾頭橋特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田高宏騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（1998年）

3月22日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嶋田高宏騎手（8戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嶋田高宏騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で嶋田高宏騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で嶋田高宏騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月16日、中9週で迎えた27戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、マリーナ特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、アンタレス特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた29戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた31戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1三ア（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鍛炭幸夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1999年）

1月13日、中1週で迎えた33戦目は、新春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鍛炭幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から33kg減らして迎えた34戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鍛炭幸夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた35戦目は、須藤一弘騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた36戦目は、夏椿特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須藤一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月13日、中5週で迎えた37戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で須藤一弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須藤一弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。