メイショウボナール（2006年生、母ダイアナスキー）

メイショウボナール（2006年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの画家」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時16歳）と交配したダイアナスキーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月23日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリクエストソングをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2009年）

2月21日、中9週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

4歳（2010年）

2月14日、約9か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったニチドウルチルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

5歳（2011年）

1月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3月6日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

6月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた15戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

8月7日、中5週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウロッコーから1馬身1/4差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎祐己騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。