ツクバヤマノオー（2009年生、母レスリーズラブ）

ツクバヤマノオー（2009年2月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋山の王を目指して」。毛色は青毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時14歳）と交配したレスリーズラブが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害7戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、荻原昭二によって1,995万円で落札された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月9日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコスモマイギフトを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月5日、中3週で迎えた2戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下のからまつ賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3歳（2012年）

3月24日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月8日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

4歳（2013年）

7月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（2014年）

10月18日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月9日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。