クンパワピー（2019年生、母イルミナティ）

クンパワピー（2019年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「タイの湖名。赤い睡蓮の湖」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したイルミナティが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2022年の名古屋モーニングフィーバー54 b。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月30日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい18着に終わった。

2022年8月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月16日、中6週で迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー45（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー54 b（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のホーリーサンライズに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中3週で迎えた13戦目は、C33組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、感動体験! 新名古屋競馬場（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

デビュー前

藤ヶ崎一男厩舎（愛知）へ入厩。

1月30日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、第2.5回双詩科記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。7頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。

2月13日、中3週で迎えた15戦目は、祝!!伊藤貴史31歳記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。