ニシノルパン（1986年生、母カルメンシロー）

Nishino Lupin

1986.04.21

ニシノルパン（1986年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノノーザン（当時7歳）と交配したカルメンシローが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサンラブホーラーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1989年）

7月16日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

8月5日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず最後はセンターアスカと並んで7着同着となった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。