バクシンクイン（2018年生、母バクシンオージョ）

バクシンクイン（2018年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+女王」。毛色は栗毛。種牡馬のバトルプラン（当時13歳）と交配したバクシンオージョが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

4月18日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

6月12日、中7週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレオフューチャーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、トルマリン賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、騎手候補生大大大募集賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2022年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、キクノダンカークに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったオウムアムアに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉村智洋騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉村智洋騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンユカラをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月16日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉村智洋騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉村智洋騎手（13戦2勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5歳（2023年）

2月15日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（17戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったダイヤモンドフジに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（18戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（19戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のデイジーフラッシュに5馬身の差をつけて優勝

9月28日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（20戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、3歳以上C2五（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（21戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のエスティフィンをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

10月31日、中2週で迎えた31戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた32戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた33戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、C2一3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。