ナンヨーハクリュー（1999年生、母テンザンブルース）

ナンヨーハクリュー（1999年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時13歳）と交配したテンザンブルースが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C13。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3歳（2002年）

1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

8月10日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

12月24日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったランランランから半馬身差の2着となった。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハルオスチールに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。