スプリングカフェ（2010年生、母スプリングベルン）

スプリングカフェ（2010年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋コーヒー（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時9歳）と交配したスプリングベルンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はベストブレーンと並んで8着同着となった。

3歳（2013年）

1月20日、中4週で迎えた5戦目は、D.マクドノー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.マクドノー騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の押上特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4歳（2014年）

1月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた15戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた16戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月30日、中6週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた18戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた23戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で寺島憂人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のストロングサンデーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で寺島憂人騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたスズヨドン決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた27戦目は、白菊賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で寺島憂人騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C2十一 C3一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺島憂人騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般C2十 C3一（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で寺島憂人騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5歳（2015年）

1月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で寺島憂人騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で寺島憂人騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で寺島憂人騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のハナミズキ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で寺島憂人騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月25日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で寺島憂人騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月12日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた35戦目は、ダッシュ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で寺島憂人騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた36戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で寺島憂人騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で寺島憂人騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。