ニホンピロルビー（1993年生、母ニホンピロコカワ）

Nihon Pillow Ruby

1993.04.15

ニホンピロルビー（1993年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時13歳）と交配したニホンピロコカワが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月26日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月4日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のマグマフェイスに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

9月22日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。