ナンゴクミラクル（2006年生、母ピアプリモ）

ナンゴクミラクル（2006年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時11歳）と交配したピアプリモが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方44戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C15。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

12月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2009年）

1月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大下智騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

5月24日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

11月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、光建設特選（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーテルスマイルから7馬身差の2着に敗れた。

12月16日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた11戦目は、ガ30記念白&黒一角獣杯（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトヨノリスペックからクビ差の2着に甘んじた。

1月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた13戦目は、くまもとあか牛・阿蘇王杯（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は林陽介騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた16戦目は、乙女椿特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月1日、中3週で迎えた18戦目は、朴在鎬騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で朴在鎬騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で朴在鎬騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、祝☆尚生君誕生日記念（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（7戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（8戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた23戦目は、一般C17（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた24戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、杉村騎手荒尾から世界ヘ!（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた29戦目は、クリック賞（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は林陽介騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた30戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（11戦0勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C21（荒尾ダート950m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（12戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた32戦目は、一般C17（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（13戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた33戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた34戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（15戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（16戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた36戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた37戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったガーデンから1馬身差の2着となった。

3月4日、連闘で迎えた38戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（17戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた39戦目は、東日本大震災復興支援（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（18戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた40戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（19戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（20戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（21戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた43戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（22戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた44戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（23戦0勝）。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジンタルスから7馬身差の2着と苦杯を喫した。

5月19日、連闘で迎えた45戦目は、一般C15（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で林陽介騎手（24戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワレモコウに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月3日、中1週で迎えた46戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で林陽介騎手（25戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた47戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で林陽介騎手（26戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中8週で迎えた48戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で林陽介騎手（27戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、碧人くんもうすぐ3歳で賞（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で林陽介騎手（28戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた50戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で林陽介騎手（29戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた51戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で林陽介騎手（30戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったギオンミスタードンから9馬身差の2着となった。

9月16日、連闘で馬体重を前走から9kg戻して迎えた52戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で林陽介騎手（31戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。