シゲルショウグン（2020年生、母ペニーブラック）

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって858万円で落札された。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テーオーリカードに交わされて2馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2023年）

4月2日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニットウライジンに3/4馬身交わされて2着となった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセイウンミライズに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のバンドマスターに6馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（2024年）

2月24日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの筑後川特別（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスのJRAウルトラプレミアムロードカナロアカップ（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビーアイオラクルに約10馬身の大差をつけて優勝

10月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの赤富士ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのハロウィンステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキュールエフウジンに約10馬身の大差をつけて4勝目をつかんだ。