アイエフビクトリー（1997年生、母ビクトリアピーク）
I.F.Victory
1997.04.02
アイエフビクトリー（1997年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したビクトリアピークが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦7勝2着2回。2000年の菊水賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、びらとり牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
浜口正行厩舎（園田）へ入厩。
2歳（1999年）
6月16日、デビュー戦は尾林幸二騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイスキャンに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月12日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノミドリをクビ差制して2勝目を獲得した。
9月8日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビザンフレッシュに3馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。
10月28日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（4戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月2日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸二騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳ハンデ地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸二騎手（6戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3歳（2000年）
1月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸二騎手（7戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールシャワーからクビ差の2着となった。
2月13日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で尾林幸二騎手（8戦3勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。
3月25日、中5週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸二騎手（9戦3勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
4月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸二騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（2001年）
1月26日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で尾林幸二騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた13戦目は、やしろ鴨川の郷特別（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で尾林幸二騎手（12戦3勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月7日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で尾林幸二騎手（13戦3勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月29日、中2週で迎えた15戦目は、もちの木特別（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で尾林幸二騎手（14戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた16戦目は、西淡町慶野松原特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で尾林幸二騎手（15戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッタフウジンに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
5月15日、中3週で迎えた17戦目は、グリーンベル青垣特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で尾林幸二騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で尾林幸二騎手（17戦4勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノグランに4馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月20日、中1週で迎えた19戦目は、日刊スポーツ新聞社賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で尾林幸二騎手（18戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月29日、中5週で迎えた20戦目は、NSTオープン（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で尾林幸二騎手（19戦5勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
8月22日、中2週で迎えた21戦目は、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で尾林幸二騎手（20戦5勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月12日、中2週で迎えた22戦目は、サンケイスポーツ賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で尾林幸二騎手（21戦5勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトテンションに半馬身の差をつけて制した。
10月10日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で尾林幸二騎手（22戦6勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。
11月15日、中4週で迎えた24戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
12月13日、中3週で迎えた25戦目は、近江牛特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。
12月26日、中1週で迎えた26戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（2002年）
1月23日、中3週で迎えた27戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の六甲盃（園田ダート1870m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
2月21日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上（姫路ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の播磨賞（姫路ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。
5月6日、中6週で迎えた31戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
5月30日、中2週で迎えた32戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（7戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた34戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で谷川真生騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
7月11日、中1週で迎えた35戦目は、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で谷川真生騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジヤマデュラブを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
8月7日、中3週で迎えた36戦目は、大阪スポーツ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で谷川真生騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッキーエクセルを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って優勝
8月28日、中2週で迎えた37戦目は、KENRAKUホワイトピア賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で谷川真生騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた38戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた39戦目は、日本盛カップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（12戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
11月14日、中2週で迎えた41戦目は、東条湖特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。