ビターメサイア（2021年生、母ビタースウィート）

Bitter Messiah

2021.04.12

ビターメサイア（2021年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+救世主」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したビタースウィートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。

経歴

デビュー前

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月11日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2024年）

6月15日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、ウィンターガーデンに3/4馬身交わされて2着となった。

7月14日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、フローラルセントに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。