ソルアノチェセル（2001年生、母ハナノアイドル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、米田牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

8月22日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月18日、中3週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

3歳（2004年）

2月26日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォクストロットに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったイシノヴィーナスを半馬身捉え切れず2着となった。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカタズオノンデに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたミツアキフレンチ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカタズオノンデに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のオクトーバーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で野崎武司騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の菊花特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で野崎武司騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月23日、中8週で迎えた14戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上A1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。