サンコークロス（2000年生、母サンコウルーブル）

サンコークロス（2000年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋十字架」。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時17歳）と交配したサンコウルーブルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は長畑光男。戦績は、中央平地10戦0勝、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月5日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョクイチブッシュをクビ差制して初白星を挙げた。

7月3日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月23日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのブラックホーク賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアブクマポーロ賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた8戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた10戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のくすのき賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた12戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた14戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた16戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったボディーアタックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレオシカゴに2馬身半の差をつけて制した。

7月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたインディーバローズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月5日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた23戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のギャラントヒーローをクビ差振り切って勝利をモノにする

11月3日、中1週で迎えた24戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、フレンドシップジョッキー（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた25戦目は、深秋特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

12月30日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のターコイズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた27戦目は、初凪特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた28戦目は、早春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた29戦目は、弥生特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた30戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、杉並区特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた31戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた33戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月3日、中0週で迎えた34戦目は、一般C1三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた37戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月1日、中7週で迎えた38戦目は、オリオン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた39戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のリゲル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた40戦目は、レグルス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2005年）

4月21日、約6か月半の休み明けで迎えた42戦目は、サクラローレル賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（11戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた43戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ムタファーウエク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた44戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。