シャイニースイフト（2020年生、母ブライティアスター）

シャイニースイフト（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+すばやい」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンバラード（当時12歳）と交配したブライティアスターが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は雅牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミントマークに3/4馬身交わされて2着となった。

2月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、ドナウパールに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木大輔騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ソレイユヴィータに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木大輔騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、フェミナフォルテに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木大輔騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたエンライトメント決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアオイコウキを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月29日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた12戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

4歳（2024年）

3月24日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 小雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月3日、中7週で迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの旭川特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月25日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月8日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5歳（2025年）

2月2日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

6月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のディバイングレースに1馬身3/4の差をつけて休養明け初戦を制した。

8月2日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの釧路湿原特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で舟山瑠泉騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた22戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのHBC賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、遠藤汰月騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。