ニッポーミラクル（1986年生、母ミョウコウシルバー）

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

3歳（1989年）

8月5日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、伸びてきたロングブラボー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で栗田伸一騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月23日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で栗田伸一騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月14日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、須崎昇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアカツキホーザンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須崎昇騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で須崎昇騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（1990年）

7月28日、約8か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（9戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（10戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。