キューピッズアロー（2019年生、母アフェクショネット）

キューピッズアロー（2019年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時18歳）と交配したアフェクショネットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

飯田良弘厩舎（兵庫）へ入厩。

4歳（2023年）

4月5日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヘイセイノキセキに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中2週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユメコイを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

デビュー前

飯田良弘厩舎（兵庫）へ入厩。

6月8日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、御所湖賞（盛岡芝1000m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、教養センター騎手候補生募集特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、クルールドソレイユにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた8戦目は、GI登録品高級品岩手木炭賞（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のセントサレディーをクビ差振り切って制した。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた11戦目は、ブルースピネル賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5歳（2024年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、大渦しい奥田ろこ感謝記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、茂木忍さん卒業記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエンジェルワンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

2月12日、中2週で迎えた14戦目は、ぎょしゃ座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月11日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。