メイショウタオ（2017年生、母テンザンコノハナ）
Meisho Tao
2017.03.27
メイショウタオ（2017年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋世界の最も高い場所（５６４０ｍ）にあるＴＡＯ望遠鏡より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時8歳）と交配したテンザンコノハナが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。
経歴
デビュー前
1歳のとき、藤原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって540万円で落札された。
松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2019年）
8月17日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
12月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。
3歳（2020年）
1月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
1月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
4月18日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったサノマナに詰め切れず、8馬身差の2着となった。
5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。
6月27日、中7週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り最後はラヴアンドゲームと並んで11着同着となった。
8月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。
9月5日、中4週で迎えた12戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
2020年9月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4歳（2021年）
1月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、花のまち『ふかや』賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた14戦目は、フェブラリー特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
2月22日、中2週で迎えた15戦目は、小江戸特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島良美騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。
3月29日、中4週で迎えた16戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、爽春特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
4月19日、中2週で迎えた17戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、小手毬賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた18戦目は、スズラン特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤津和希騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では生来の勝負根性でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着を確保した。
6月4日、中3週で迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（2）（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
6月14日、中0週で迎えた20戦目は、紫陽花賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は赤津和希騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた21戦目は、露草賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤津和希騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。
7月26日、中2週で迎えた22戦目は、花かおるまち 鴻巣フラワーロード賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤津和希騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
8月23日、中3週で迎えた23戦目は、紅染月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤津和希騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。
9月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤津和希騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた25戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（4）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
10月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤津和希騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
11月26日、中5週で迎えた27戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（6）（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた28戦目は、嵐山町 嵐山渓谷賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、藤原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって540万円で落札された。
小林真治厩舎（浦和）へ入厩。
1月21日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（8）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての11番ゲートからスタート。競走除外となった。
5歳（2022年）
2月25日、中9週で迎えた29戦目は、釜屋 力士賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は七夕裕次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
3月18日、中2週で迎えた30戦目は、幸手の桜トンネル賞（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた31戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。