ハヤブサクィーン（1998年生、母ヒカリヒメオーヒ）

ハヤブサクィーン（1998年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したヒカリヒメオーヒが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下川茂広。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下川茂広から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

後藤禎文厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2000年）

12月24日、デビュー戦は吉留孝司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチヤマトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

1月3日、中0週で迎えた2戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリエルシドから半馬身差の2着となった。

7月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイメイオーに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

8月15日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて5着に終わった。