ケンブリッジボーイ（2002年生、母スーパーダブル）

ケンブリッジボーイ（2002年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋少年」。毛色は栗毛。種牡馬のプレミアムサンダー（当時8歳）と交配したスーパーダブルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ケンブリッジバレー。戦績は、中央平地3戦0勝、地方27戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上B1二。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月13日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月23日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

9月7日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1-3（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモエイトビートに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオンリーワンアースに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のディアブロジュニアを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキハタディアに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナウマベイに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマスノリュウヒメに2馬身半の差をつけて制した。

3月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアイスバーグをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月12日、中2週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

11月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、加古川くつした特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた19戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5歳（2007年）

2月6日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月15日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、マイスター工房八千代特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦4勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は米田幸治騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた24戦目は、毎日牛乳特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（7戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトサノデザートにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月10日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月29日、中2週で迎えた28戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、BAOO三刀屋特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた29戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた30戦目は、神河合併記念特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。