クボノブレーブ（1984年生、母テルグンカツプ）

クボノブレーブ（1984年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタイムライン（当時15歳）と交配したテルグンカツプが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐々木正。戦績は、中央平地10戦1勝、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月19日、デビュー戦は横田吉光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた3戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、伊藤正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

3歳（1987年）

1月11日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤正徳騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るジングウハヤブサを別次元の末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月1日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、大岩浩行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の盛夏特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大岩浩行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大岩浩行騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大岩浩行騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今平弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月21日、中6週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今平弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大岩浩行騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（1988年）

1月20日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1 C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今平弥騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月30日、中0週で迎えた21戦目は、芳賀留義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芳賀留義騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中0週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芳賀留義騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月2日、中5週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で芳賀留義騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（足利ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で芳賀留義騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で芳賀留義騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。