ミスティア（2021年生、母ミスティックリップス）

Mystia

2021.01.31

ミスティア（2021年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したミスティックリップスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小濱忠一によって2,860万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月5日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のパロサントに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松岡正海騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。