クィーンタイキ（1989年生、母Future Tense）

Queen Taiki

1989.04.06

クィーンタイキ（1989年4月6日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時6歳）と交配したFuture Tenseが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

11月16日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、サブミッションに交わされて3馬身半差の2着となった。

3歳（1992年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のビンゴローラーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月16日、中5週で迎えた7戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。