オードゥルルド（2009年生、母オーベルゲイド）

オードゥルルド（2009年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ルルドの水（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したオーベルゲイドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2012年のつくし賞。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月5日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2012年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

3月14日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハートビートボーイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

4歳（2013年）

7月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

10月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

12月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5歳（2014年）

1月12日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月9日、中7週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。