シュンメキラリ（2019年生、母オランジェット）

シュンメキラリ（2019年1月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「駿馬キラリ。光り輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時12歳）と交配したオランジェットが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者はストームファームコーポレーション。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村山光弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、西村新一郎によって253万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月3日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のカッコヨカに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳1勝クラスの紫菊賞（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのなでしこ賞（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

3歳（2022年）

2月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた8戦目は、やまゆり特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、盛夏特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた10戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2022年8月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。