トドロキカポネサン（2010年生、母レインボーシーカー）

トドロキカポネサン（2010年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名＋人名より＋３」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時12歳）と交配したレインボーシーカーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、浅沼廣幸によって1,050万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月18日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3歳（2013年）

1月26日、中4週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月9日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月11日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月11日、中9週で迎えた8戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンブリッジモスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の祝☆寛太3さい&大志1さい記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトスカニーニに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。