ララヴィエルジュ（2021年生、母ツルマルオトメ）

ララヴィエルジュ（2021年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「聖母(仏)。母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時14歳）と交配したツルマルオトメが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀内岳志厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月10日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は392kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したゴンバデカーブースを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月9日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカリーシを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスのサフラン賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り4着に敗れた。

11月19日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスの赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

3歳（2024年）

6月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

9月22日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。