ジャストエンプレス（1994年生、母セノエハマナス）

ジャストエンプレス（1994年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時8歳）と交配したセノエハマナスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）まるとみ冨岡牧場。戦績は、地方34戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1九十。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

11月17日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1997年）

1月16日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリアマゾンから4馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウチノワイフに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイガタホマレから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中3週で迎えた8戦目は、鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラブレンディーから1馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかえで特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1998年）

1月22日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定のハンデ戦のエレガンス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた12戦目は、駒場特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハナブサホスピタリに半馬身届かず2着となった。

3月26日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5歳（1999年）

4月17日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエヌテイアローに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月6日、中0週で迎えた20戦目は、牝馬限定のハンデ戦の織姫特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、サードニックス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（14戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったミヤマホープに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月22日、中0週で迎えた23戦目は、ブルーライト特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（15戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（16戦2勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマスタービンゴをハナ差振り切って優勝

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、アルゲニブ特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（17戦3勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた26戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた27戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた28戦目は、三ノ輪特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（18戦3勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

6歳（2000年）

8月13日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、サードニックス特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた30戦目は、涼風特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた31戦目は、中央区特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。