ステアトゥヘヴン（2009年生、母ヘヴンリーソング）

ステアトゥヘヴン（2009年2月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「曲名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時16歳）と交配したヘヴンリーソングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月12日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は520kg。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のベルウッドホルンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

2月25日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のミヤコマンハッタンに1馬身3/4の差をつけて2勝目を収める

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

7月14日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の五頭連峰特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1000万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の白井特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

11月24日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

4歳（2013年）

2月2日、中6週で迎えた11戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月6日、中8週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月1日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

5歳（2014年）

1月18日、中4週で迎えた18戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。