スピードオーバー（1999年生、母ビューティクイーン）

Speed Over

1999.05.14

スピードオーバー（1999年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時10歳）と交配したビューティクイーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤石 久夫。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石久夫から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、赤石久夫から「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場され、リーディングによって525万円で落札された。

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

7月14日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマスカラスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

12月8日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は増沢由貴子騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3歳（2002年）

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。