ダンシングオウジ（2004年生、母ウインダンシング）

ダンシングオウジ（2004年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「踊る王子様」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時7歳）と交配したウインダンシングが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丹羽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丹羽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、丹羽牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、B・Bレーシングによって105万円で落札された。

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

7月27日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレキッチョウから1馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセーリアから1馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサンライトハーバーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。