エポキシ（2009年生、母シーズアン）

Epoxi

2009.04.30

エポキシ（2009年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「彗星探査機ディープインパクトの新しい名称」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時7歳）と交配したシーズアンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

11歳のとき、ノーザンファームから「ノーザンファーム繁殖牝馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、広田牧場によって990万円で落札された。

キャロットクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月17日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。17頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したラフレーズカフェを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2012年）

3月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月27日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、6着に終わった。

7月22日、中7週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。