ヤマニンルポ（2011年生、母ヤマニンシュクル）

ヤマニンルポ（2011年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オオカミ（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時16歳）と交配したヤマニンシュクルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月7日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月17日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3歳（2014年）

1月25日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月2日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた7戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

6月7日、中2週で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた10戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

12月7日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で中村将之騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中村将之騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノゲイナーに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。