コスモヘルシャフト（2003年生、母ランドーター）

コスモヘルシャフト（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋支配（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルション（当時22歳）と交配したランドーターが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は谷川博勝。戦績は、中央平地10戦0勝、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は2006年のかささぎ賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川博勝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモスによって262.5万円で落札された。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月24日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

12月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3歳（2006年）

1月28日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋智大騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月11日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

7月9日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベリーシンプルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナミノスイコデンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオタルノヒトを半馬身振り切って3勝目をマークした。

10月22日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。