キクノヒーロー（1990年生、母ラホール）

Kikuno Hero

1990.04.22

キクノヒーロー（1990年4月22日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアップセッター（当時10歳）と交配したラホールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇 満。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月27日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

6月20日、中9週で迎えた5戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミルサイドサツキに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。