トーホウキャサリン（2015年生、母クーヴェルチュール）

トーホウキャサリン（2015年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時18歳）と交配したクーヴェルチュールが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富菜牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東豊物産によって1,036.8万円で落札された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月23日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（2018年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に敗れた。

3月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。