ハートレディ（1996年生、母センタードルザック）

Heart Lady

1996.05.30

ハートレディ（1996年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のミホノブルボン（当時7歳）と交配したセンタードルザックが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

田中利衛厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

7月27日、デビュー戦は佐々木洋一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

12月5日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3歳（1999年）

1月3日、中0週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田勝騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

2月19日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた7戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のパラダイスシルをハナ差制して初勝利を挙げた。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2001年）

3月20日、約23か月半の休み明けで馬体重を前走から47kg増やして迎えた10戦目は、寺内一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた11戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のツルオカジェラシーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3五ウ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3五ア（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

8月1日、中9週で迎えた14戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったメリーメリーを半馬身捉え切れず2着となった。

9月3日、中4週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3八ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。