ザドリームフラット（2005年生、母ローンテニス）

ザドリームフラット（2005年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋平坦な」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時17歳）と交配したローンテニスが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤正男。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤正男から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた3戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナンナンシリーズを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒスイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2008年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エフテーアメリカンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた8戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日峯特別（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーシャンカラーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のひなまつり特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月14日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。