シゲルウジヤス（2007年生、母ヒダカビジン）

シゲルウジヤス（2007年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋北条氏康より」。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したヒダカビジンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井亨。戦績は、中央平地8戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2 35。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大典牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって262.5万円で落札された。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月13日、デビュー戦は大江原圭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は518kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

3歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月18日、中8週で迎えた9戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 35（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタカオミレニアムに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ユウミホープに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月16日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、トシザノンリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg戻して迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。