コウヨウミラクル（2010年生、母アサヒライジング）

コウヨウミラクル（2010年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時11歳）と交配したアサヒライジングが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣一敏。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

6月29日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた4戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、太田陽子騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウアンズに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月23日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、奥州商工会議所青年部杯（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた17戦目は、フキノトウレース（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた18戦目は、ヒナザクラレース（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったユキノハリケーンに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

6月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた23戦目は、西谷泰宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷泰宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ニチリンムサシに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷泰宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。