アビリティガーデン（2004年生、母Hiroo Garden）
Ability Garden
2004.05.06
アビリティガーデン（2004年5月6日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「才能の庭」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGrand Slam（当時9歳）と交配したHiroo Gardenが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回、地方4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 21戦1勝 [1-3-1-16/21]
- 総賞金国内
- 1,889万円
- 生年月日
- 2004年5月6日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 金田一昌金沢
- 馬主
- 東邦男
- 生産者
- Hiroyoshi Usuda
- 抹消情報
- 中央：2009年12月25日抹消
地方：2011年2月4日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のSweepingは海外8戦1勝。曾祖母のGlancingは海外重賞1勝（仏国芝）。父のGrand Slamは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Northern Dancer | 4×4 | 12.5% |
| 牡 | Native Dancer | 5*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Bold Ruler | 5*5×5 | 9.37% |
| 牡 | Princequillo | 6*6×5*7 | 7.03% |
| 牡 | Nasrullah | 6*6*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7*7×6*7 | 6.25% |
| 牡 | Bull Lea | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Menow | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Discovery | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Bull Dog | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Tom Fool | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | War Admiral | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Alibhai | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 4-k
レース成績
経歴
デビュー前
戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2007年）
1月27日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
5月20日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアストラルレイに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
6月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。
11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では生来の勝負根性でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。
11月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を5馬身以上離して、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
5歳（2009年）
1月5日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
1月25日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
3月8日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。
6月21日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
7月25日、中4週で迎えた12戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の三国特別（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
8月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダノンエクスプレスにクビ差届かず2着となった。
9月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したダノンエリモトップを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤工真騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
11月1日、中3週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
11月28日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。
6歳（2010年）
10月19日、約11か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた18戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、小松市制70周年記念特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた19戦目は、鼓門特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた20戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、加能ガニ特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったシャレーストーンに詰め切れず、約15馬身差の2着となった。
12月12日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。