コバノイーグル（1990年生、母フジイーグル）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

1月5日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のユーワムサシをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 雪/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月14日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下の奥尻特別（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田政人騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモリカイソウに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の初冬特別（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

4歳（1994年）

2月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（3戦2勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（6戦2勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では見所を作れず18着に終わった。

7月24日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下の宗谷特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田面木博公騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の奥尻特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田面木博公騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スプリングコートに交わされて2馬身差の2着となった。

9月10日、中2週で迎えた16戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（11戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って17着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（12戦2勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（13戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1995年）

5月13日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（14戦2勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく17着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた24戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月26日、約5か月の休み明けで迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

6歳（1996年）

1月5日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（16戦2勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた30戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。