ニシノフォルス（2013年生、母グラールピアリ）

ニシノフォルス（2013年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋力（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時11歳）と交配したグラールピアリが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、原ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、西村亮二によって216万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

3月12日、中7週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

4月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の片山陽加生誕特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったナガラスマイルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の土佐鷹なす特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた9戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の土佐和紙特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクインズネプチュンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月13日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキーライムに半馬身届かず2着となった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月15日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で西川敏弘騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた18戦目は、能茶山焼特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で西川敏弘騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西川敏弘騎手（13戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた22戦目は、山Pトパーズ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた23戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、ひやい特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。