ノーブランド（2002年生、母スコールリボン）

ノーブランド（2002年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ブランド（商標）がついていない」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時14歳）と交配したスコールリボンが19歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月6日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入った。

10月30日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

12月4日、中4週で迎えた3戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4歳（2006年）

11月26日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

5歳（2007年）

2月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。