ジングウダンディー（1986年生、母ハシハマナス）

ジングウダンディー（1986年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシーホーク（当時23歳）と交配したハシハマナスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は北俣牧夫。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回、地方11戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月19日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月1日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホリノロイヤルを上がり4位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上400万下の川西特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島信行騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイセイソブリンに半馬身届かず2着となった。

4歳（1990年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島信行騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月31日、中5週で迎えた15戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

4月15日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったビップフレックスにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた18戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキチヤーリーをアタマ差制して久方ぶりの一戦を物にした。

11月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテンザンロイヤルに7馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5歳（1991年）

1月1日、中5週で迎えた20戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、初春特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラセンビクトリーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月22日、中2週で迎えた21戦目は、神田特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフアインワルツに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月23日、中2週で迎えた23戦目は、早春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のガロトクイーンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月22日、中3週で迎えた24戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールセイフから1馬身差の2着に敗北した。

12月20日、約9か月の休養明けで迎えた25戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1992年）

1月22日、中4週で迎えた26戦目は、ガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた27戦目は、節分賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた28戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。