ゼットスピール（2005年生、母Katina）

経歴

デビュー前

2歳（2007年）

9月8日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラヴファンタジスタをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の白菊賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3歳（2008年）

3月1日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた12戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4歳（2009年）

1月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の背振山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したカネトシソレイユを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月29日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたダイワオージー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月19日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の米沢特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったニキティスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた21戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。